ノベル大賞応募作品(選外)をアップしました。
先に結果発表され、見事、選外となった「勇者のいらない国」をNovelistにアップいたしました。
目についたところは直したつもりですが、誤字脱字があったら、ご容赦ください。
こちら、リンク先です。Novelistのサイトに飛びます。
「勇者のいらない国」
今回は冒頭にいきなり「憲法」なるものが出てきます。
会社で「就業規則」なるものに接する機会が何度かあり、
キャラたちが住むところも国なんだから憲法くらいあるよなぁ、という点から、
ちょっと堅苦しいですが、「憲法」の一文を入れました。
「憲法」なのに「魔王」について定義しているあたりがミソです。
今回アップしたものは、ノベル大賞に投稿した二作品のうちのひとつですが、思いっきり「コバルト的な恋愛もの」を意識しました。
明るい女の子と、毒舌の魔王(だけど姿形は貯金箱)が出てきて、なんやかんやと口喧嘩しつつ、
互いの距離が縮まっていくという、私が考える恋愛の王道パターンです(あくまでも私見です)。
でも、今は、こういう作品はあまり求められていないようですね。
言うなれば、使い古されたパターンですものね。
ノベル大賞の選考にあたった先生方のコメントを読むにつけ、そう感じました。
もう一方の「まだぼくが人間だったころ」は、自分の趣味にひた走った作品で、
Novelistに一時期載せていた長編のほうをちらっと読んだ方はわかると思いますが、
キャラへの感情移入とか、一般常識的なところを完全に無視しています。
こちらも近々載せますので、少々お待ちください。
個人趣味に走った「まだぼくが~」のほうが評価が高かった点からすると、
これから求められるのは、使い古された恋愛物語ではなく、まだ見ぬ新しいものなのかもしれませんね。
たぶん私はこれからは「個人趣味」のほうを規定路線にして、執筆していくことになると思います。