夏目友人帳 18巻

2020-09-30夏目友人帳の感想,マンガ,緑川ゆき

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

 

今更ではありますが、「夏目友人帳」18巻を購入しましたので、
感想述べさせていただきます。
ネタバレになりますので、ご了承くださいませ。

まず、この巻は、個人的に、「決断」する巻でありました。
マンネリ気味になっているこのシリーズをこのまま買い続けるか、否か。
結論から申し上げますと、もう少し買い続けてもいいかな、というところ。

夏目は名取さんに友人帳について明かし、これで秘密はなくなったわけです。
私としては、裏で不穏に動く名取さんと夏目との確執を期待していたのですが、
「あれ、こんなにあっさり話しちゃうのね」とちょっと肩透かしをくらったような。
名取さんが友人帳を奪う、くらいのことを想像していたのに。

ぼそっと呟かれた「燃やしてしまえばいいのに」の台詞を聞いて、
正しい受け止め方としては、それくらい夏目のことを心配しているのね、とグッとくるのだと思いますが、
私は「そんなことしたら名前書かれた妖たちが大変なことに…!」と違うことを考えていました。

緑川先生の描く絵はきれいなのですが、やっぱり、線が細すぎませんか?
それに、にゃんこ先生以外のキャラ(特に脇役キャラ)、なんか、「薄く」ありませんか。
なんていうんだろう、脇役とはいえ、その世界においては、生きて動いている人間なのに、
その人間らしさがなくて、単なる「役」でしかないような。
まぁ、脇役キャラが目立ちすぎたらNGですけどね。

最後のお話のタマミちゃん、一目見て、「あれ、月子さん!?」と間違えた私。
キャラ造形かぶってますがなー。
でも、もしこんな子がいたら、可愛くてギュッてしたくなる。
ふわふわしてて、天然で、「えへへ」と笑う。
なんて無邪気で純粋なんだー!!可愛いぞー!!

そしてアケとシロも可愛かった。
夏目を「もやしニィさん」だなんて。なぜにそんなネーミングに…。
別の話では「ナツメグ」とも呼ばれていたし、この巻は、夏目の仮名が増えましたね。

夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)

Posted by serizawa