ファンタジア大賞の一次選考……
せりざわです。
第39回ファンタジア大賞の一次選考結果が発表されました。
拙作は…………
通過しておりました!(∩´∀`)∩
「メル・ブラッド ―燃える宝石と成金令嬢―」(PN:芹澤采夜)です。
タイトルの通り「成金令嬢」が主体の物語なので、男性向けのファンタジア文庫でどう受け止められるか不安でしたが、頑張ってあらすじを書いたので通していただいたみたいです。
本当にありがとうございます。
落ちた時にそなえてショック→回復までを脳内シミュレーションしていたので、通過確認したときは浮かれて寒空の下30分ほど散歩してしまいました。
やっぱり、やっぱり嬉しいですね。
この瞬間のために10万字書いていると言っても過言ではないです。
二次選考はどうなるか分からないので、気になったことを書いちゃいますね。
やはり「あらすじ」が重要なのでは?
以前触れましたが、ファンタジア大賞は他の賞にくらべて「あらすじ」のページ数が圧倒的に多いです。
以下で比較してみますね。
電撃文庫大賞 800字 ⇐ 少ない
GA文庫大賞 1000字以内 ⇐ ちょっと少ない
MF文庫ライトノベル新人賞 1000字程度 ⇐ ちょっと少ない
小学館ライトノベル大賞(ガガガ) 800字以内 ⇐ 少ない
HJ小説大賞「未発表新作」部門 800字以内 ⇐ 少ない
オレンジ文庫ノベル大賞 800字~2000字程度 ⇐ 幅があって助かる
ファンタジア大賞 3200字(5枚を換算) ⇐ 異常!!
電撃の4倍です。4倍。
その膨大な量はまるでプロット……そう、プロットを見ているんですね。
ファンタジア大賞は発表が早くてありがたいと思っていましたが、恐らく、あらすじを重視して見ているんじゃないでしょうか。
以前、ある出版社の方がYoutube配信でこんなことを言っていました。
「プロットを見れば物語の大事なところはほぼ分かる。本編はその答え合わせだ」と。(※意訳)
誰が何をして、どんな事件が起きたのか分かりやすくまとめたものがプロットですよね。
それを読めば物語の「筋」が分かるわけです。つまり粗筋。
ファンタジア大賞ではあらすじにボリュームをもたせることで選考を効率的に行っているのではないでしょうか?
もちろん、あらすじだけ読んで判断している……なんてことはなく、膨大な作品を短い期間で選考する側としては、大筋を頭に入れた上で本編を読む方がよりスムーズなのでしょう。
ちなみに今回応募した小説は異世界を舞台にしたダークファンタジーです。
タイトルの通り宝石が燃えます。燃えまくります。
元々は電撃大賞で一次落ちした作品で、絶対に面白い!と自信をもって送り出したため落選を知ったときは闘いの舞台にもあがれないのかとショックでした。
ですので、今回舞台にあがれたことがとても嬉しいです。
余談ですがこの作品のあらすじ当初6枚書いていました(本当は5枚程度)
投稿前に気づき、慌てて1枚削ったというゴタゴタがありました。締切当日のことです。
応募要項はよく読みましょうね。はい。