3次発表:集英社オレンジ文庫・ノベル大賞【2021年】
芹澤です。
コバルト・ノベル大賞の三次選考通過作が発表されましたね。
通過された皆さま、おめでとうございます!
(下の画像をクリックすると2021年選考結果に飛びます)
【前回の記事はこちら】
通過作
今回は75作が通過。
前回二次選考が285作通過でしたので約3分の1に絞られました。
複数通過者は1名いらっしゃいます。
受賞が近づいてちょっとドキドキしますね。
三次通過の基準は・・・?
一次選考はいわゆる「応募要項が守られており、日本語で結末まできちんと書けている作品」が通過するとされています。
他賞ではもっと厳しくなっているため一次落ちもザラだと言われていますが、おそらくノベル大賞ではこの基準を踏襲していると思われます。
その基準に足るものが791作あったのでしょう。
二次は、もう少しハードルがあがり「文章力」「ストーリー」「世界観」「キャラクター」などの項目で及第点に達しているものが通過しているのではないでしょうか。
あるいは「オリジナリティがある作品」が基準になっている可能性もあります。
それが285作でした。
三次はさらにレベルが上がり、おそらく複数人の編集が目を通したうえで通過作を決めているはずです。
ただ「出版に耐えうる作品」という目線で見られるのは更に上の段階だと思っています。
と言いますのも、管理人も過去にここまで到達したことがあるのですが、下限ギリギリの短編でアイデア勝負のやっつけ作品だったのです。
文庫一冊分の構想もありませんでしたし、暴力や性描写といったR指定が入りそうな作品でした。もちろん四次落ちです。
「受賞=出版」という篩にかけられるのは四次選考でしょう。
三次選考~の発表は
公式ページにて発表スケジュールが公開されています。
四次発表は7月16日。
実際の選考はかなり進んでいて、おそらく現時点で最終候補作が決まっているはずです。
どんな作品が選出されるのか楽しみですね。
それでは、また!