つまらないな、と思う瞬間
小説を書いていて、ふと、「つまらないな」と思う瞬間、ありませんか。
わたしはしょっちゅうあります。
まともにプロットを用意せずに書き始めてしまうものだから、途中で「つまらないな」と思うと、あとが大変。
なにが「つまらない」=「自分の中で納得いかない」のかを考え、
登場人物のキャラを考え直したり、世界観を見直したり、台詞を入れ替えたり。
あーでもない、こーでもない、と悩んでいるうちに、そのうち「これならいけるかも」と思うときがやってきます。
けれども、さんざん物語をいじりまわした後なので、後処理が大変で。
この人はこういうキャラになったから、前のほうの台詞はこう変えよう。
あれ、でもそうすると話の流れがおかしくなるから、シーンや台詞を挟もう。
あ、こっちの場面もこう変わっていたんだっけ。だからえーと、時間軸がこうなって…。
ものすごく抽象的な説明ですが、分かる方には、分かりますよね。
矛盾消しに必死になるんです。
ひとつ直せば芋づる式に次々と修正箇所が発生して、もう、大変。
そんなことをしているうちに締切はすぐそこまで迫ってきます。
結局、物語の完成度を高めるという意味ではない、矛盾消しの「推敲」に手間と時間をとられ、
不完全燃焼のまま、すべりこみセーフで投稿する。そんな繰り返しでした。
やっぱりプロット、大変ですね。
現にいま、プロット作っていて「つまらないな」と立ち止まっています。
もっと魅力的で、個性的なキャラにしてあげたいのに、私の知識が浅いものだから、薄っぺらなキャラになってしまってる・・・。
気合いを入れなおして、頑張ります。