小説なお話
「小説の巣箱」にコバルトノベル大賞一次通過の短編「弟の影を探しています。」を掲載しました。
短編のはずなのに、何故か第六章まで至ってしまっています。
なんたって規定の105頁きっちりですから。あははは。
以下、リンクです。お時間があったらご覧くださいませ。
短編:弟の影を探しています。
今回の敗因は恐らく、コバルトで求められる恋愛小説ではなかったこと、かなぁ。
あとは、色々と都合が良すぎること。
それから伏線らしきものをうまく使えなかったこと。
自分で振り返ってもこれだけあるんだから、プロが見たらもっとたくさんあることでしょう。
しょうがない。
タイトルにも「弟」って入っているから見当はつくと思いますが、
姉弟の話です。恋愛要素も多少は入れていますが、なくても話は進む。
攻撃的なお姉さんとマイペースで変わり者の弟が主役です。
二人の掛け合いは書いてて楽しかった。
こんな弟いたらいいな、という、かなり自分の願望に沿ったお話です。
中でも、個人的に気に入っている弟くんの決め台詞があります。
最後の方で弟くんがお姉さんにお礼を言うんですけどね、ひとりでジーンとしています。
決め台詞っていいよね、ひとりで悦に入っちゃうけど、いいよね。
ちなみに前作「選ばれなかった世界」でもリアノちゃんの決め台詞があります。
アレイくんに結婚を申し込まれて一度は断るんですけど、その台詞が好き。
こういうのが親ばか(作者ばか)と言うんでしょうね。