ワナビの意味を知っていますか?10年ワナビが語るつらすぎる現実

2021-05-16エッセイ,執筆活動

芹澤です。今日も寒いですね。

クリスマスも過ぎてそろそろ2020年の終わりを感じる今日この頃です。

 

さて、こちらのブログのタイトルは「ワナブロ」ですが「ワナビ」+「ブログ」の略です。

初めて目にする方は「そもそもワナビってなに?」と思われるのではないでしょうか。

今さらではありますが、簡単にご説明しますね。少しだけお付き合いください。

 

ワナビ=want to be(wannabe)のこと

英語のwant to be → ○○になりたい が語源だと言われています。

どなたが言い出したのか定かではありませんが、作家志望の中でもとりわけライトノベル作家を目指す人が自称していることが多いです。どちらかといえば自分を卑下した言い方かもしれません。

 

話はそれますが、私が中学生のころは「アニメが大好き!」と言ったら周囲からは「オタク」「根暗」「きもちわるい」などと笑われたものです。

世間的にアニメがバカにされていたからです。

家族ですらそんな反応なのですから、学校ではとても言い出せませんでした。

 

しかしいま「鬼滅の刃 無限列車編」は300億円を超える興行収入を誇り、日本のアニメ・カルチャーは世界中で受け入れられています。

もうアニメを観ているからと言って笑う人はいないでしょう(もちろん全ての人がそうでないと思いますが)

 

ライトノベルも同じで、一般文芸などに比べると下に見られがちです。
だからこそ自分を卑下しつつも鼓舞するために「ワナビ」という呼称が生まれたのではないでしょうか。

 

だれでもワナビになれるがデビューするのは難しい

市販されているライトノベルを読んだ方で「これくらいなら自分も書けそう♪」と思った方もいるのではないでしょうか。

私もそれに近い人間です。

 

書かれているのは日本語の文章。小中学生でも書けます。

売れそうなキャラと売れそうなストーリーを作ってパパッと書き上げればすぐにデビューできて印税生活が送れるに違いない。

ちょっと書いてみよう。

 

そう思って書きはじめたのは10年ほど前…。

ハイ、10年経ってもデビューできていません。

就活で10年も失敗していたらそろそろ別の方法を考えますよね…。

 

コロナ禍もあって初めて小説を書く方も多いと思いますが、デビューするのはそう簡単なことでありません。

下の表をご覧ください。

【参考】直近のラノベの受賞率

 応募数受賞作受賞率
電撃小説大賞4,355作7作0.16%
GA文庫大賞1,411作6作0.42%
小学館ライトノベル大賞(ガガガ)993作5作0.50%

受賞率の低さが分かるでしょうか。

 

ちなみに東大の合格率をご存知ですか?

なんと34.2%(2015年)なんですって!!

 

この狭き門をくぐり抜けて受賞したとしても、二作目を書けずに消えていく作者さんも多いです(後述します)

 

小説を書くのはあくまで趣味の一環ととらえ、本業あってこそのワナビだと理解してください。

まぐれで一次通過したり評価シートで褒められたりすると「もしかして才能あるのかも!」と浮かれて沼に引きずり込まれることになります。おそろしい世界です…。

 

★詳しくはこちらのブログをどうぞ

 

デビュー後の生存率

東大合格よりも厳しい選考を乗り越えてようやくデビュー!

おめでとう!!

 

しかしそこで終わりではありません。ようやくスタート地点に立っただけなのです。

一冊出したきり名前を見なくなった作家さんや、デビューしたはずなのに何度も公募に挑戦しているプロの名前をよく目にします。

デビューしてから3冊以上本を出せるかどうかが重要になってきます。

 

ただ、悪いことばかりでもないようです。

詳しくはこちらのブログをご覧ください(外部サイトです)

 

おわりに

今回は「ワナビとはなにか?」について説明しました。

ネガティブなことを書き並べましたが楽しいことも多いです。たとえば、

楽しいことたくさん!

・SNSで同志とつながりやすい

・自作品のキャラクターで妄想するのが楽しい

・選考期間(お祭り)の悲喜こもごもがとにかく楽しい

・高次選考に残れたらちょっとした自慢になる(笑)

 

明日のベストセラー作家をめざして頑張りましょう。

もし「涼宮ハルヒ」レベルの作家になれば一生安泰ですよ…( ´艸`)