台風19号について
こんにちは芹澤です。
12日から13日に上陸した台風19号で全国各地に様々な被害が出ました。
私が住んでいる長野県も千曲川の氾濫や橋の崩落、土砂崩れ、床上浸水など様々な被害が報告されています。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、いまもまだ避難所で過ごされている方々が一刻も早く日常生活に戻れるようお祈りいたします。
私もできる限りのことをしたいと思っています。
幸いにして私の家や家族には被害はありませんでしたが、千曲川に面した田畑は壊滅状態です。アスパラ・にんじん・ジャガイモ……両親が丹精こめて育てた野菜はすべて流されてしまいました。
いまだ川の流れは激しく、原状復帰には相当の時間がかかると思います。
天災を前にして人間にできることは少なく、私はぽつぽつと小説を書いていました。
友達は家族とともに避難所にいるとLINEが入りました。「こんなことしていていいのかな」と思う気持ちがある反面、出来ることと出来ないことの区別はついているつもりです。黙々とパソコンに向かって文字を綴っていました。
そんな中で考えたのは自分がとても恵まれているということです。
パソコン、電気、インターネットというインフラが整い、安心して過ごせる家と見守ってくれる家族がいます。そして小説の先には拙い作品を読んでくれる読者さんがいます。
本当に幸せなことだと思います。ありがとうございます。
今また雨が降り始めました。
どうかこれ以上被害が広まりませんように。