10年ワナビ、初めて本を出しました!
せりざわです。
11月7日「転校生はおんみょうじ!」が刊行になりました!
何度見ても素敵なイラストです。
ありがたいことに、自分の周りでも少しずつ購入報告をいただいてます。
受賞時点から気合いを入れて書き直した書いたので、ぜひゲットしてもらえると嬉しいです!
では、前回に引き続き、書籍化作業について触れたいと思います。引き続きお付き合いください。
前回の記事▼
ルビについて
さて、何度かの改稿のあとルビの確認がありました。
本作は対象読者が小学生なので、すべての漢字にルビが振られているのですが確認作業はかなり大変でした。
そもそもルビ自体が小さいですし、じっくり見ないと気づかないような細かい間違いなどもあり、目を皿のようにして(実際は表示150%くらいにして)ひとつひとつ確認していきました。
印刷できたら赤ペンでチェックできて楽なのですが、いかんせんプリンタがないので……泣
しかも、人間の集中力って案外続かないんですよね。最初は頑張って見ていてもそのうちに「ま、大丈夫でしょう」と気が抜けてしまって、最終原稿で重大な見落としに気づいて慌てて修正依頼したこともありました。
しかも大事な決め台詞…!!
そういえば昔読んだ漫画で、太字で「頑張ろうね!」という決め台詞に振られたルビが「がんちょうろうね」になってて、目立つものほど意外と気づかないんだなぁ~と思いました。
あとがきと作者紹介について
原稿とは別に「あとがき」と「作者紹介」を書くように言われました。
この辺りでようやく「本になるんだな…」と実感が湧きました(ここまでの原稿直しは推敲の延長のような気がしてたので)
「あとがき」は作者の個性がでて楽しいので、小説を買ったときは真っ先に読んでました。
さて、どんなことを書こうかなぁ~と悩みましたが、他の作者さんが書かれたものを参考にしました。
自分が誰で、どんな気持ちで、なにを書いたのか。小学生読者さんにも分かるように丁寧に。
そして関わってくれた方々への感謝と、エール。
いろんな想いを込めました。
もしお手に取られた方は目を通してみてくださいね。
宣伝について
ご存知の通り、本が出ることを多くの人に知ってもらう為にはSNS等での宣伝が必要不可欠です。
こうしてブログを書いているのもその一つではありますが、宣伝活動は結構苦手な分野だったりします。
私が~私が~と自己主張していくと周りにウザがられてしまう気がして、つい控えめに。
でも、本屋に行くと棚いっぱいに本が並んでいるんですよね。
その一冊一冊に作者がいて、出版社があって、想いがある。
ぐずぐず遠慮していたら誰にも気づいてもらえない。しかも本当にたくさんの人が本著に携わってくださったので、作者である私が「私の本なんて~」と卑下していたら失礼だと思うんです。
私のような無名の作者にできる方法は限られてますが、少しでも本著を知ってもらいたくて、PRしてます!
ぜひ買ってね!! ▶Amazon