どうしてあの小説は読まれるのに自分の傑作が読まれないんだろう…と思ってしまうあなたへ3つの対処法
小説を書いている方なら一度は思ったことがありませんか?
「上位にランクインしているこの作品よりも絶対自分の方が面白いのに、なんで読まれないんだろう?」と。
小説をかきはじめて幾星霜。
思いついたアイデアからストーリーを膨らませ、プロットを書き、時にはキャラのイメージや履歴書も考え、仕事や勉強の合間を縫って必死に書いているのに、いくら更新してもPVは増えず。。。(なんでだよー!と叫びたくなることもしばしば)
片やトップランカーと呼ばれる作品を見るとPVも感想も桁違い。なにが面白いのかと読んでみれば所謂テンプレ。
「絶対に自分の方が面白いのにおかしい!納得いかない!」
そんな言いようのない怒りに支配されそうになったとき、以下のことを思い出してください。
まずは自分の頑張りを認めてあげる
精神論かよ、と思われるでしょうか。
でも頑張ったんですよね?
自分ひとりでアイデアを練って、ストーリーを考え、プロットを書き、ひたすら誰にも認められない孤独な執筆作業に取り組んだんですよね。
それなら、まずは自分を褒めてあげましょう。
恥ずかしがらずに「いい子いい子」と撫でてあげましょう。
大好きなお酒を飲んだり、おいしいスイーツを食べてもいいかもしれません。
尖っていた心が少しだけ丸くなると思います。
【Amazon.co.jp限定】 ほろよい 10種類のみくらべ オリジナルセット [ チューハイ 350ml×20本 ]
りくろーおじさんの焼きたてチーズケーキ<6号サイズ/直径18cm> 紙袋付き
考え方を変えてみよう。テンプレは悪じゃない。読者とつながるきっかけになる
- しがない男がトラックにひかれて異世界転生したらチートだった
- ゲーム内の悪役令嬢に転生したのでバッドエンドを回避するため奮闘する
- パーティーから追放された主人公がじつはすごい人間で元パーティーから戻ってきてと懇願されるが「もう遅い」
- 学年一の美少女がぐいぐい迫ってくるラブコメ
よくあるテンプレを簡単にあげてみました。
「自分はこんなテンプレ作品は書かない」と考えている方もいると思いますが、ではなぜテンプレが存在するのでしょうか。
それは読者が求めているからです。
異世界転生チートや美少女とのラブコメを読者が求めているから需要が生まれ、供給側である作者が書くのです。
読者がお金を出して買ってくれるから出版社は同じようなテンプレ作品を量産するのです。
テンプレはいやだ。自分にしか書けない作品を書きたい。と思っていてもその間口は物凄く狭いでしょう。
どれだけ時間をかけてもだれも読んでくれないまま埋もれていきます。
一方でテンプレの出だしさえ用意できれば少なくとも何人かは読んでくれます。
その中から「お、この作品面白いじゃん」と固定読者になってくれる人が必ずいます。
感想がもらえ、評価がもらえ、モチベーションにつながります。
反応がないことを嘆いているのではあれば、テンプレ=流行りを取り入れてみるのもひとつではないでしょうか。
読まれている(売れている)作品を読んでみよう
上記の話を踏まえて、上位ランカーの作品を読みに行ってみましょう。
序盤はそれこそテンプレのお手本のようなテンプレかもしれません。
なぜなら最初からテンプレを外すとその後どんなに面白くなっても読んでもらえない可能性があるからです。それでは本末転倒。ランカーさんたちはそういったことがよく分かっています。
テンプレを読み進めていくと作者の持ち味(本当に書きたかったこと)が少しずつでてくると思います。
それは能力であったりキャラのビジュアルであったりストーリーであったり世界観であったり…。
それを踏まえてご自身の作品を見直してみてください。
きっともっと良くなると思いますよ!