小説の使い回し投稿はあり?あなたがデビューできない理由はこれかも~10年ワナビの経験から~

2021-04-12エッセイ

 

こんにちは。

小説をかきはじめて10年になろうかという管理人、芹澤です。

 

先にGA文庫大賞の応募数が過去最多を記録しました。
コロナ禍もあり、空いた時間で小説を執筆する方が増えた影響だと思いますが、10年選手として「これだけは真似しないでくれ」という点を記事にしたいと思います。

恥をしのんで、反面教師にしてください。

 

本を読まなかった

キホンのキ。本を読まないのにどうして小説書いてるの?と聞かれるかもしれませんが、事実です。

私は昔から漫画が大好きで、ヒマあれば読みふけっていましたが活字の本と言えば教科書に載っている程度しか読んでいませんでした。

ただし国語。特に作文が大得意で、クラス代表に選ばれ、全校生徒の前で読み上げたこともあります。

そういったことがあり、絵が苦手な自分が何かするなら文章だな、と思い立ったのが小説家を目指した理由でもあります。

とくに強く影響を受けたのは長野まゆみさんです。

詳しくは下記ブログを見てくださいね。

 

人の真似をしたくなかった

芸術も文章も先人のすぐれた作品を見習ってこそ、普遍的なものが造れるのだといまなら分かります。

しかし、執筆を始めた当時の私は、前述のとおり読書もままならなかったので「小説風」の作品を書いてばかりでした。

流行りなんてまったくもって無視していました。
当然ベストセラーを読むこともなければ調べることもありませんでした。

小説は完全オリジナルでのみ成り立つと頑なに信じていたのです。

 

当然ながら自分本位な作品は評価されないものですが、運悪く、2作目の作品が二次通過してしまったものですから「やっぱりこれでいいんじゃん!」と自信をつけてしまったのがいけませんでした。

 

そこから始まる10年のワナビ生活…。

今さらながら謙虚に学ぶ姿勢が大切なのだと思いました。
オリジナルが成り立つのは基本があったこそです。

【管理人の戦歴です※随時更新】

小説を生活のすべてにするな

 

「この作品が受賞したらいまの仕事をやめて印税でウハウハの生活を送るんだー」

なんて思っている人がいたらやめてください。
おそらく受賞しません。

現実から逃げるために趣味で小説を書くのは構いませんが、小説にすべてを捧げるのはやめましょう。

外に出て太陽の光を浴びましょう。いろんな経験を積みましょう。恋愛しましょう。すべての経験が小説の糧になります。

 

今にしてみればネタ探しと称して旅行や資格勉強やボランティアをいっぱいしておけば良かったと思うのですが、その人の人生経験はあなたの想像以上に文章に反映されます。

たとえば文章内で「花見」のシーンが出てくるとして、
A「桜の花が満開に咲き誇っていた」
B「沿道を埋め尽くす桜の花を見上げては、花見客は歓声をあげてシャッターを切っていた」
では文章の奥行きが違います。

ここまで読んで「奥行き?どうでもいいや」と思った方、キケンです。

薄っぺらい知識で書いた薄っぺらい小説は、たとえ書籍になったとしても誰の心にも届きません。つまり売れません。
消耗品と割り切って次の作品次の作品へと進めるのならいいと思いますが、話題の鬼滅にはじまり、読み手の心に訴えかける文章は奥行きが違います。

もし機会があれば自分の好きな作品を読んでみて、どの文章で自分の心が動いたのか確認してみてもいいでしょう。

 

たくさん読んでたくさん書いてたくさん失敗していい。

人生は一度きりですが小説は何度トライしてもいいんです。
落選した小説を別の賞に使いまわし作を出してもいいんです。

よく電撃の86が例に挙げられますが、使い回さなければ世に出ないままだったかも知れません。

努力を怠らなければ(←ここ大事)、使い回しはアリです。

 

胃がキリキリするような落選を重ねてでも、少しずつ上を目指していけばいいんです。

時には自分より後に書きはじめた人がいきなりデビュー、コミカライズ、アニメ化することもあるでしょう。
でもそれを笑顔で応援できるくらいの余裕がないとマズイです。

決してひがんだりねたんだりバカにしたりしないでおきましょう。
いずれ自分に跳ね返ってきます。

ただし無理して忘れる必要はありません。
その悔しさも場合によっては小説の糧(復讐劇やホラーなど)になります。
アイデアとして蓄積し「いつか見てろよ」と心の中で闘志を燃やす分にはいいでしょう。

 

結論から言うと「心の余裕」を持ちましょう。

小説だけにこだわると心の余裕がなくなり、落選のたびに大きく落胆することになります。精神的に良くありません。

あくまで趣味の一環として活動し、「ダメ元」くらいの心持ちでいると気が楽になります。

 

最後に、

あなたの作品はあなたにしか書けません。
けれど必ずしも評価されるわけではありません。

「小説を書こう」と思った理由や目的をいま一度確認しましょう。

ただ文章を書き散らかしたいだけなのか、周りから認められたいだけなのか、それとも誰かに喜んでもらいたいのか・・・。

私は「だれかの宝物になるような作品」が作りたいです。

あなたはどうですか…?

 

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