遠い日常
本日、出勤してきました。
他の社員には自宅待機命令が出ているのですが、給与関係の処理があり、出勤命令が出たのです。
山奥にある会社。
さてどんな状況やら、と駅からのタクシーに乗り込んだのですが……もう、怖くて。
片道分しか除雪していないので、対面通行ができないのです。
運悪く対向車が来ると、お互い、雪の壁に突っ込みつつ、なんとかすれ違うという有り様。
すれ違うとは云っても、道路には雪が散らばっていて、タイヤが滑って、ズズッと斜めに傾くわけです。そこへ対向車が…。
マジで怖いです。
運転にかなり慣れた方でないと、怖くて進めないのでは。
私はムリです。心臓に悪い。
社内は閑散としていて、まるで休日のよう。
時々、出勤している管理職の方とお会いしました。
そういうときって、「こんな日によく出勤したね」という仲間意識が芽生えるのか、
普段は寡黙な人もいろいろ喋ってくれるんですよね。
「大変でしたね」「どんなルートで出勤したんですか」、みたいな。
口々に「こんな雪は経験がない」と言い合っていました。
軽井沢や上田は除雪が進んでいるようですが、小諸はまだまだ、雪の山です。
帰りは歩いてみましたけど、歩道はほとんどない状態。
通学は大丈夫なのだろうか。
明日は会社も通常どおり営業します。
が、果たして皆さん、無事に出勤できるのか。
そして、この雪は一体いつ溶け、平穏な日常が戻ってくるのか。
心の休まる日はまだまだ遠いようです。