お別れと出会いと猛省

つれづれ日記

本日、ある方の告別式に行ってきました。
その方とは、同じ職場でして、私と年はだいぶ違いますが、入社以来、ずっとお世話になってきた方です。

お話が好きな明るい方で、部署の飲み会の席などでは、話題の中心になるような方です。
お年は六十歳。今年の3月末で定年になりますが、嘱託でいいからまだまだ仕事をしたい、と周囲に漏らしていたそうです。
仕事が好きで、ご家族のことや飼い猫のことをとても温かい笑顔で話してくれる方でした。
昨年末くらいから病気のため療養していたのですが、突然の訃報に、言葉もありません。

いつもと同じ温かな笑顔の遺影にお別れをしてきました。
こういうとき、涙をこらえてしまう自分が悲しい。もっと思い切り泣けたら、と思うのに、
「実感がわかない」と言い訳して、虚勢を張って、涙を流すことが恥ずかしいと思ってしまう自分が悲しい。
ほんとうに悲しい。

そんなときに、大変不謹慎だと承知しつつ、「出会い」の話をしたいと思います。
この方には、私よりいくつか年下の息子さんがいまして、以前、一度、お会いしたことがあるんです。
笑ってください、そのとき一目惚れしていたんです、私。

それで、父親であるその方に、「息子さんを紹介してくださいッ」と飲み会の席やなんかで話をしていたんです。
優しい方だったので「いいよ」と受け合ってくれて、その後、父と子の間でどんなやりとりがあったのかは承知していませんが、
何も音沙汰が無いまま、何年も経っていたんです。
もちろん諦めていました。ちらっとですが、彼女がいるという話も聞いていたので。

その息子さんときょう再会(というより、遠目に見かけただけですが)したんです。
不謹慎だとわかっています。どうしようもなく、自分が恥知らずだとわかっています。
それでも、「あぁ、やっぱり好きなんだな」と思ったんです。
どうしようもない人間です。私。
今日一日のぜんぶの時間、亡くなったその方のことだけを考えていてあげたいのに。

諸々の反省の気持ちをこめて、本ブログを書かせていただきました。