悩んだ時は初心にかえって
私にとって小説の「教本」とも言える一冊があります。
山本おさむさんの「マンガの創り方」という本です。
発刊はたしか3年くらい前かと。
は?マンガ?小説じゃないの?と疑問をもたれた方、当然だと思います。
その疑問はひとまず置いておいて、マンガと小説の共通点って何だと思います?
マンガは絵。小説は文字。ぱっと見はもちろん全然違いますが、
共通するのはズバリ、限られたページ内でひとつのストーリーを描くということです。
この本はそのストーリー作りについて書いています。
いわゆる小説の書き方云々(キャラはどうとか描写はどうとか)について書かれた本はよく見かけますが、
ストーリー作りについて書かれた本はあまりありません。
今回、久しぶりに本棚から取り出してみましたが、
少しは書けるようになったという怠慢と惰性で疎かになっていた部分が見えてきました。
締切を一月後に控え、もう少しだけ足掻いてみようと思います。
もし興味がありましたら、ぜひ手にとってみて下さい。
税込で四千円くらいで、決して安くはないですが、
ある程度の基本を押さえ、いままさにストーリー作りについて悩んでいる小説家志望・漫画家志望の方にとってはとても参考になると思います。