書籍発売から1年…2作目が出したい!!

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せりざわです。

昨年11月に初の書籍となる「転校生はおんみょうじ!」(アルファポリスきずな文庫)を刊行しました。

10年以上かけて受賞・書籍化したので喜びもひとしおでしたが、「じゃあ次は」という話は今のところなく、続きにしろ新作にしろ、2作目の目途は立っていません。

 

2作目を出したい。

一発屋と言われたくない。

次はシリーズ化したい。

作家のヒヨコたるもの、むくむくと欲望が湧いてきます。

待っていても奇跡は降りてこないので、前のように獲りに行くしかありません。

そこで立ちはだかったのは「新人ではない」という事実でした。

 

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新人賞の応募資格について

「新人賞」というのは言葉の通り、刊行歴のない新人向けの賞です。

たとえばオレンジ文庫の短編小説新人賞は、原稿用紙25~30枚という書きやすいボリューム感ですが、応募資格にはこうあります。

「新人に限ります。」と。

 

MF文庫ライトノベル新人賞の応募資格は「不問。ただし、小説家として書籍の出版経験のない新人に限ります。」と書かれており、こちらでも一度でも書籍化した人に応募資格はないと示されています。

 

一方で「新人賞」と冠していながらプロ・アマ不問と記載されている賞もたくさんあります。

たとえば集英社ライトノベル新人賞は「プロ・アマ不問」とされています。

 

ジャンプ小説新人賞も同じく「不問(プロ、アマ問わず)」であり、刊行歴があっても応募可能です。

 

そして言わずもがな小説家になろうやカクヨム、エブリスタ、アルファポリスなど投稿サイトで開催されるコンテストの多くはプロ・アマ関わらずエントリーすることができます。

ですので、新人に比べて圧倒的に不利とまでは言いませんが、応募要項をきちんと読んでおかないとレギュレーション違反になる可能性があるということです。

(※カクヨムコンに参加する時はプロ作家部門を選択する必要がありますが、こちらは読者選考が免除される優遇制度です)

 

逆に刊行歴があるメリットは、応募時に実績として書けること……くらいですかね。

「プロです」と名乗れるほど売れたわけでもないですしね。

でもイラストはめちゃくちゃ素晴らしいのでイラストレーターのririさんには感謝しかないです!!

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プロでも応募可能な賞・コンテスト

ということで、プロでも応募できる賞・コンテストの中からオススメをいくつかご紹介します。

集英社みらい文庫大賞

 

児童文庫の代表的なレーベルです。

小学生の読者に届くような物語を募集しています。原稿はテキスト3万から5万字とボリューム少なめなのでトライしやすい!

おもしろければなんでもアリ!

みらい文庫の原則は、おもしろければなんでもアリ! 読者のド肝をぬくようなおもしろい作品であれば、どんな作品でもOKです!
参考になるところは活かしつつ、自分なりのやり方で描いた自分だけの物語で子どもたちの心に残る作品をお待ちしています!

https://miraibunko.jp/award/advice.html

 

カクヨムコンテスト

Web投稿サイト「カクヨム」で参加できるコンテストです。

商業化作品数日本No.1!受賞作は書籍化・コミカライズ、長編が苦手な人も短編で参加できます。

 

プロが参加する場合は条件があります。

★カクヨムプロ作家部門

歴代のカクヨムコンの受賞者やカクヨム発の書籍化作家、「カクヨムネクスト」で連載実績がある作家は、この部門のみ参加可能です。

読者選考が免除されるので上記に該当する場合は積極的にエントリしたいところ!

逆に、KADOKAWAで書籍を刊行したことがあってもカクヨム経由でなければ一般枠での参加となります。

もし参加を予定している方はよく応募要項を確認しましょう。

なお短編についてはプロ・アマの区別なく一般参加になるようです。

 

電撃小説大賞

言わずと知れたラノベ最大級の賞です。今年私は一次で散りました…(´;ω;`)

第32回は応募総数は3,719作、最終候補作はわずか10作。

通過率は0.2%。交通事故に遭う確率と同じです。

  • 交通事故に遭う確率: 1年間に日本国内で交通事故に遭う確率は約0.2%です。これは、日本の総人口数と年間の交通事故件数から算出されたものです。

(むしろ交通事故の確率そんなに低いのかと驚きました)

 

通過者の名前を見ていてもプロ作家が多く参加し、ごく一部を除いて散っていきます。それだけ高い壁ということです。

もう一花咲かせるなら大きな賞の方がいいですよね?

でっかい花火を打ち上げましょう!!

 

編集さんに言われたこと

これは私自身が編集さんに言われたことですが、作家さんによっては応募原稿を手直しすることに抵抗する人もいるそうです。

最近読んだ「PRIZE」に登場する市之丞さんも今が完璧な形だから受賞作を一言一句変えたくないと宣言していましたね。

それを読んで上記の編集さんの言葉を思い出したわけです。

私なんかは常に「間違ってるんじゃないか」「笑われるんじゃないか」「失敗しているんじゃないか」と不安がっているので、編集さんにアドバイスもらったら「そうします!」と飛びつきますけどね。

とは言え魂を売るわけではないので自分の中で絶対に譲れない一線はありますが、その範囲はごく狭いと思っています。

このブログを読んでいる方で、出版社経由で一作でも本を出している人は大なり小なり手直しをしているはずです。

そうやって磨き上げられて、よりよい作品が世の中に出て行くんだと思います。

 

私のように、2作目が出せずに苦しんでいる人もたくさんいると思いますが、信じて突き進むしかないですよね。

やったりましょう。

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Posted by serizawa