推敲の極意(勝手に)
ジャンプ小説新人賞のテーマ部門「嘘」の投函が完了しました。
30枚という短い枚数ですが、思いの丈をガッツリぶつけられたと思います。
簡単に内容を説明しますと、嘘つき少年と魔女の話です。
引きこもり少年が半年ぶりに外へ出たところ、町と学校は魔女たちによって支配されていて…という感じ。
世相を意識したわけではないのですが、自分の町にいつの間にか魔女が来ていて、しかも同じ学校だったら面白そうだと思ったわけです。
男性向けということで若干の下ネタを含んでいますが、どこまで受け入れられるのかは未知数です。
推敲に際して、これまでページの都合で削っていた「物語に直接影響しないエピソード」は敢えて残しました。
本来推敲とは必要なものだけを残していく作業だと思いますし、これまでもそうしていましたが、なんだか味気ないものに感じていたのです。
まるで必要最低限のことだけを列挙する事務的な書類のように。
ですので今回は、あらたな挑戦という意味で「物語の余白」を残しました。
どんな結果になるかはまたのお楽しみとして、次はノベル大賞向けに改稿作業を進めたいと思います。