電撃投稿と飼い犬のはなし
ブログではご無沙汰しております。
10日夜、無事に電撃小説大賞に応募できました。
締切2日前に初稿が上がるという体たらくですが、書きたいものは書けたと思いますので満足です。
一次通過発表は7月。気楽に待ちたいと思います。
さて、この件と平行して飼い犬のことをお話させてください。
我が家では16年ほど前から雑種の大型犬を飼っています。
この犬が先月から体調を崩し、今月に入ってからは起きあがることもままならずエサもほとんど口にしなくなりました。
そして11日早朝、私の父に看取られ天国へと旅立っていきました。
16年前わが家に来たときには既に成犬だったため正確な年齢は分かりませんが、人間でいえばかなりのご高齢。
今年の2月まではジャンプしてエサをおねだりしてくるほど元気だったので、あまりにも突然のことに家族みんな驚いています。
折しも電撃を書いている最中に体調が悪化し、正直悩みました。
「パソコンに向かう時間があるなら傍について撫でてあげたほうがいいんじゃないか」
「私なにしてるんだろう」
とは言え、私の家族も含め「もうしてやれることがほとんどない」ことは分かっていましたし、寝ている時間が多かったので悩みつつもパソコンに向かいました。
ただし外の小屋で飼っていたところを玄関に移し、すぐ駆けつけてあげられるようにして。
11日の深夜2時ごろに鳴き声がしたため行ってみると苦しそうに鳴いていました。
水を飲むために顔を上げることもできず、そっと口元へ寄せて飲ませてあげました。
落ち着いたところで部屋に戻りました。
そのあと4時ごろに息を引き取ったそうです。
亡骸を見てしまうと、もう動かないと分かっていても撫でたくなってしまいます。
冷たくこわばった体を撫でていると何度泣いても足りません。
私は耳を触るのが好きだったので(本人はイヤそうでしたが)そこにも触れてみました。
生きているころと変わらない柔らかさにまた涙が出ます。
そして昨日、合同葬にて火葬しました。
おやつは一握りしか入れてあげられなかったけれど、向こうでガツガツ食べていると思います。
あの子にとってウチに来たことが良かったのか悪かったのかは分かりませんが、16年間たくさんの思い出と笑顔をくれ、とても感謝しています。
ありがとう。