初!オペラ
昨日は友達と一緒に「サイトウキネン・フェスティバル」に行ってきました。
演目は、ラヴェルの「こどもと魔法」と「スペインの時」というオペラです。
場所は、松本市民芸術館。数少ないオペラ鑑賞施設だそうですね。
入ってすぐ、赤絨毯の優雅な階段が目につきました。
迎賓館とか舞踏会とか、そんなものを連想させる階段です。
ホールに入ってみると、おぉ、なんだか席の配置がオペラっぽい。
ひたすら天井が高く、舞台下では、オーケストラのメンバーさんたちが練習中。
座席も、前の人が邪魔にならないような足長設計。
これがオペラハウスか…。
午後四時。開演。
まず、オーボエの二重奏から始まりました。
私、目が悪いので、双眼鏡を使って、オーボエ奏者を一所懸命見ていたら、いつの間にか、幕があがって役者さんが登場していました。
しまった。幕が開く一番肝心なところを見逃してしまった!
悔しいので、たぶん、こんな感じで幕が開いたんだろう、と想像で補うことにしました。(いや、本当に悔しかったんです)
舞台のセットがとにかくすごいな、と思いました。
動くし、リアルだし、見せ方とか、とにかく全部。
役者さんたちの台詞は、幕のとなりにある掲示板に字幕が出ていました。
(……正直なハナシ、意外と大したこと言ってないんだな、と思いました。オペラ好きな方、すいません)
動物がいっぱい出てきたり、木がいっぱい出てきたり、子どもがいっぱい出てきたり、なんだかとても賑やか。
目まぐるしい動き、目まぐるしいコーラス。(そして、双眼鏡で字幕見るのでいっぱいいっぱいだった私)
「こどもと魔法」はあっという間の一時間でした。
休憩を挟んで、続いてのオペラ「スペインの時」。
さっきの「こどもと魔法」が夢のある子ども向けの話であるのに対し、こちらは、大人向け。
あるお客さんが「あんな過激でいいの?子どもも観ているのに(笑)」と言ってました。
というわけで、内容は想像にお任せします。簡単に言えば、時計屋の奥さんの浮気話の顛末、という感じ。
まぁ、オペラというのは、老若男女が楽しめるよう、様々な題目があるのでしょうね。
というわけで、約二時間、オペラを満喫いたしました。
正直な感想。私個人としては、オーケストラだけ聴くほうが楽しいかなーと思いました。
あくまでも個人の感想ですので、ご興味のある方、一度観てみてはいかがでしょうか?