わかる人にはわかるハズ
昨日の外出前、真面目に小説を執筆していました。
冒頭部分って、進んでは戻ってを繰り返し、なかなか、はかどらないものですから、音楽とか聴きたくなるんです。
集中していれば周りの環境なんてどうでもいいのですが、まだその段階ではないらしく。
というわけで、YouTubeとかで適当な音楽がないかと探していましたら、
(ゲーム好きな人にはわかるはず)FF7の「闘う者たち」のオーケストラverを発見しました。
どんな曲だったかしら、と首を傾げつつ聴いたら、戦闘シーンのあの曲でした。
「すごい、カッコイイー!!」とテンションがいっきに上がり、短い曲なんですけど、何回もリピートしてしまいました。
なつかしの名シーンがよみがえってくるようです。
いまはKH以外のゲームはやっていませんが、それこそ昔は、
兄がプレイする「マリオ」や「ストリートファイター」を横でじっっと見ていたものです。私はやらせてもらえないから。
「バイオハザード」は、物凄くドキドキしながら見ていた気がします。
「昔は良かった」って簡単に言葉にしますが、昔は幼くて物事を知らなかった分、
些細な物事に驚き、怖がり、楽しみ、一喜一憂していたように思います。
感度が高かったんでしょうね。
いつからか大人になって、感度が鈍くなってきた。
というより、これまで積んだ経験から、先が見通せるようになってしまったのでしょう。
「この流れだとこうなるな」とか「たぶんこういう終わり方」というように。
かく言う私も、小説やアニメを見ながら、常に「終わり方」を予測してしまっています。
意味深な発言をするキャラがいると、勘ぐって、「この人が黒幕だな」とか、
ガンダムシリーズだと、たいてい最終話で主要キャラが戦死するので「この辺りが生き残って、この人たちは戦死で」とか。
いま目の前にあるものを、ただ純粋に、見たまま受け止めればいいのに、それができない。
あの頃の純粋な喜びや楽しみを思い出させる、そんな小説が書ければいいな、と思いますし、それを目指したい。