ばーすでい to Me
本日、めでたく、29歳になりました。
三十路の手前でギリギリ踏ん張っている感もありますが、まだ二十代と言い切れます。
なんにせよ、あっという間の28年間でした。
この年になると、誕生日だろうがなんだろうが、一年の中の一日、という認識しかないのですが、
思いもよらず、「誕生日おめでとう」とお菓子もらったりすると、やっぱり、嬉しくなります。
憶えてたんだというより、自分なんかの誕生日を意識してお菓子買ってくれたんだ、と人の温かさを実感じます。
ありがたいことです。自分もそれに報いなければ、と思いなおしました。
いま、文藝賞向けに書いている小説ですが、28年間に経験した様々なエピソードをかなり流用しています。
自分自身と向き合う小説、とも言えるでしょう。
いじめを受けて辛い時期もあったなぁ、社会人になって二年目にうつ病寸前までいったなぁ、
自殺とかもちらっと考えたことあったなぁ、って、いろんなことを思い出しました。
でもしぶとく生き抜いてきたんですよね、自分。
いい家族に恵まれ、いい友達に恵まれ、いい職場に恵まれ、様々に心を揺らしつつも、生きてきたんです。
そんな感謝の想いを込めつつ、一文字一文字書いています。
締め切りまであと一月半。そろそろ物語も盛り上がりを見せているところです。