見る、読む、聞く…ワナビの皆さん「認知特性」で自分の得意を確認しませんか?
芹澤です。
少し前にツイートしたのですが「認知特性」という言葉をご存知でしょうか?
講義の中で認知特性というものを知ってチェックしてみた。自分は聴覚&音タイプ。作家向きの人は言語映像タイプだそう🤔
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— せりざわ@咲間咲良 (@Seriyu26) April 20, 2022
認知特性とは
認知特性とは,目で見る,耳で聞くなどの五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な情報を,脳の中で「整理」「記憶」「理解」する能力のことです。
同じ情報を見聞きしても,誰もが同じ方法で整理したり,記憶したり,理解したりしているとは限りません。人には,それぞれ認知の仕方に得意不得意があります。ただし,これらの認知特性は,バランスよく活用している人もいれば,得意不得意の差が大きい人もいます。
3つの認知特性の要素を取り入れた授業を展開することで,生徒が自分の得意な学び方を選択して学習し「できた」や「分かった」を実感することにつながります。
http://www.edu-c.pref.miyagi.jp/midori/tokushi/tomomanabi/tokuseirikai/tokusei_all.pdf
たとえば知り合いなどに、一度目にしたものを写真のように覚えている人いませんか?
あるいは、芸能人の物真似が得意な人に会ったことがありませんか?
一般的に、外から入ってきた情報はそのままそっくり記憶されるわけではありません。
たとえばクラスのみんなで同じ歴史の教科書を見ていたとしても、年代や起きたことを文字でそのまま覚える人もいれば、印象的なイラストだけを覚えている人、小説やドラマのようなストーリーで覚える人、語呂合わせで年号を覚える人など様々なタイプがいます。
つまり、自分の覚えやすいように形を変えて記憶するんですね。
見る、読む、聞くなど……自分がどうやって記憶するタイプかが分かるのが冒頭の「認知特性」なんです。
で?それとワナビとどんな関係が?と思われるでしょう。
じつは管理人、ワナビのくせに小説を読むのが苦手です。
映画化・ドラマするような評判の良い作品であっても、ただ文字を追っているだけだとなんにも頭に入ってきません。イメージできないんです。写経でも読んでいるような気になってきます。
でも時々、冒頭数ページを立ち読みしただけで頭の中に鮮やかなイメージが浮かぶような小説と出会うことがあります。そうなるとほぼレジへ直行…なのですが、この違いはなんだろうとずっと考えていました。
で、この認知特性の存在を知って「リズム」や「テンポ」の違いだと分かったんです。
ワナビの皆さんなら、文章にもリズムやテンポがあることをお分かりになるんじゃないでしょうか。
ポンポンポン、と小気味よく連なる文章は読んでいて心地よいですし、想像力を掻き立てます。
逆に過去に自分が書いた作品で「おもしろくないなぁ」と思うものはリズムが乱れててテンポが安定していません。まぁその作品自体を楽しんで書いてないということもあるのでしょう。
「リズムとかテンポとかどういうこと?意味わからん」と思われたらすみません。
つまりは認知特性=自分はどうやってインプットしているのかが分かれば、執筆に行き詰まったときに解決の糸口になるかもしれないのです。
認知特性の調べ方
ここまで読んで「自分の認知特性知りたいんだけど…」と思った方。
自分はお金貰って紹介記事を書いているわけではないので、まずはGoogle先生で検索してみてください(笑)
ちなみにネットでパパッと検索して出てきたものはコレ。
LINEで友だち追加すると6つのタイプが診断できるみたいですよ。
本田40式認知特性テスト 診断ツールみくりキッズくりにっく│世田谷区二子玉川・上野毛
あなたの才能が10分でわかる40問テスト 診断ツール
https://micri.jp/ninchitokusei/
こんなのも。
管理人が診断したのは簡易版でしたが、いま検索したら見つけられず…。
消されちゃったのかもしれません( ;∀;)
そのときのタイプは聴覚優位者・聴覚&音タイプでした。
たしかに、初めて会った人の顔や名前はすぐ忘れてしまうんですけど、特徴的な喋り方とか、話し方の癖などはよく覚えていました。
声真似も得意ですし、曲やメロディーを覚えるのも得意な方です。
ワナビ(作家志望)は、言葉を映像化できる「言語優位者・言語抽象タイプ」が良いみたいです。
ただ断っておきますが、このテストは自分の覚え方の「クセ」が分かるだけです。
どれが優れている・劣っているということでもないですし、異なる複数のタイプにまたがっている場合も往々にしてあります。
「自分は聴覚タイプだから作家になれないんだ…」と思いつめるのではなく、「へぇー、自分は〇〇タイプだ。確かになぁー」くらいに留めておいてください。
最後に、特性について詳しく書いてあるサイトと書籍を紹介します。
サイト▼
書籍▼
それでは。