GA文庫大賞:一次発表

2020-09-30賞・コンテスト

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芹澤です。
GA文庫大賞(後期)の一次通過が発表されました。

【参考】GA文庫大賞一次発表のページへ

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拙作は一次落ちでした。
「あー、そっかー」と妙に納得してしまうのが不思議なところ。
自信はありませんでした。

ただ収穫がゼロだったわけではありません。
「ダメだろうな」 → 案の定ダメだった。
これは自分の認識が合っていたことになります。

もしも、
「ダメだろうな」 → ダメじゃなかった。
だったら自分が考えている「面白い」が出版社の認識とずれていることになります。
もしそれで運良く受賞すれば万々歳ですが、まぐれで受賞できるのは、よほど運がいいか、斬新な小説か、たぐいまれな天才だけだと思います。

 

こんなことを書くと一次落ちの負け惜しみとか負け犬の遠吠えとか言われるかもしれませんが、
「どうせ自分なんて才能ないし…」
「下読みが悪い」
「運が悪かったんだよ」
などとウジウジと悩む時間は勿体ないですし、精神衛生上よくありません。
正直いうと、飽きました。

小説をかきはじめて早10年。
思えば胸をかきむしられるような落選経験を飽きるほど積んできました。
自信をもって送り出した子どもたち(小説)が無残にも散るのはものすごく悲しいですし、悔しいです。ときには受賞者に嫉妬する気持ちも生まれます。

それでも、書きつづけるしかないでしょう。
なので、無理やりにでもポジティブに考えることにしました。

 

いま書いているのはみらい文庫向けの小説です。
まだ初稿があがった段階ですが自分では「面白い」と思います。自信もあります。
ただ小中学生向けは初めてなので迷うこともあります。

いまはただこの作品が本になってだれかの手元に届くことを願って、推敲を進めます。
自分を信じて、すこしずつ進む。それしかありません。

最後になりますが、一次通過された皆さまおめでとうございます。
このまま選考を通過され、受賞されることを願っています。
私にすぐに追いつきますからね!

Posted by serizawa