ポプラ・ズッコケ文学新人賞は一次落ちでした。だけど…

賞・コンテスト

芹澤です。

昨年10月末に締め切られたポプラ・ズッコケ文学新人賞の結果が発表されました。

 

「第10回ポプラズッコケ文学新人賞」にご応募くださいました皆さま、誠にありがとうございました。

 今回は、一般応募、ウェブ応募と、合わせて総数147編のご応募をいただきました。その中から、11作品が二次選考へと進み、11名の選考委員が選考にあたりました。議論を重ねた結果、最終選考に4作品を選出いたしました。

 最終選考会では特別審査委員の那須正幹先生と、16名の選考委員で、作品についてさまざまな意見を交わしました。それぞれ魅力のある作品でしたが、いっぽうで課題も多く、今回は大変残念ながら、「大賞該当作品はなし」となりました。

 しかし、ポプラズッコケ文学新人賞では、前回より、応募作品は粗削りであっても、キラリと光る個性を持った方を選び、編集者が担当につく「編集部賞」を設けております。議論の結果、今回は最終選考に選出された「メイク・イット」を編集部賞とさせていただくことになりました。

https://www.poplar.co.jp/award/award2/index.html

 

結果は……大賞なし、編集部賞1作。

拙作は一次落ち。やはり異世界ファンタジーはお呼びでなかったようです。

頑張ったんだけどなぁ(´;ω;`)

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直前に非通知電話が3件もかかってきていたので「もしかして!」とほのかに期待していた分、一次落ちという結果に打ちひしがれています。

何度経験しても落選はつらいです。

「どうして!?」「やっぱり才能ないんだ」「もうやめようかな」がぐるぐると頭の中でまわり始め、『才能がない 諦める タイミング』なんて検索することも。

まぁ検索している時点で諦める気ないんですけどね。

 

ただ、今回書いた小説、ものすごく楽しかったんです。

ちょうど「四ツ目神」にハマっていた頃でしたので、「主人公たちは絶対に○○(ネタバレ)にしたい!」と意気込んでおり、自分でも驚くくらいスラスラと書き上げることができました。

いま改めて読み返すと、登場人物たちも「四ツ目神」のキャラクターに近いような…(結果は一次落ちでしたが)。

 

今でも執筆中のことを思い返すと「楽しい」「面白い」「ワクワクする」気持ちばかりで、もちろん落選の悔しさはあるのですが、小説を書くことの楽しさをひさびさに思い出した気がします。

たとえるのなら、何気なく立ち寄った雑貨屋さんで不意にときめくアイテムに出会えたような。

もしかしたらそれはただのビー玉かもしれないし、マスキングテープかもしれないし、パワーストーンかもしれない。

他人から見ればそれほど価値がないものであっても、自分にとっては宝物になる。

 

小説を書く作業は「発掘」や「偶然の出会い」と通じるものがあり、自分の中でひそかに磨かれていた宝石を「物語」として探し当てたときの喜びは、他の何物にも代えがたい体験です。

今回は残念な結果でしたが、ポプラ・ズッコケ文学新人賞に参加し、また「四ツ目神」に会えたからこそ生まれた物語は、私にとっての大切な物語です。

応援いただきありがとうございました。

 

 

とは言え、自分が見つけた宝物をだれかに「すごいねぇ」と褒めてもらいたい承認欲求は当然あります。

アルファポリスで連載はじめましたのでぜひご一読ください(下の画像をクリックするとサイトに飛びます)