【2021年春】いま最高に面白いアニメ「東京リベンジャーズ」が気になる【ネタバレ】
芹澤です。
個人的に2021年の春アニメは豊作だと思っています。
大人になっても未だにアニメ好きな私が絶対に見て欲しいおすすめアニメを紹介します。
今回は「東京リベンジャーズ」です。
※正式名称は「東京卍リベンジャーズ」ですがアニメに合わせて「東京リベンジャーズ」と表記します。
東京リベンジャーズとは(アニメ第1話あらすじ)
人生どん底のダメフリーターの花垣武道(タケミチ)は、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人橘日向(ヒナタ)が犯罪組織“東京卍會”の抗争に巻き込まれて死亡したことを知る。突然の悲報に驚きながらも変わらぬ日常を過ごすタケミチだったが、駅のホームで何者かに突き飛ばされて線路へ転落。迫り来る電車に死を覚悟したが、目を開けると何故か12年前にタイムリープしていたのだ。
26歳のフリーター武道が汚部屋でテレビを観ていると、東京卍會の抗争に巻き込まれて無関係の一般人に死傷者がでたというニュースを目にする。
亡くなったのは中学時代に付き合っていたヒナタとその弟ナオト。
驚きはするものの、まぁどうすることもできないのでアルバイト先に出かけていつも通りの日常を送ります。
「こんなはずじゃなかった」と嘆く。
レンタルビデオ店の年下店長にはすげなくされ、中学生にはバカにされ。
「どこで間違えたんだ」と。
ホームで電車待ちをしていると、突然後ろから突き飛ばされ……。
気がつくと12年前、中学時代にタイムリープしていた…!
大事な人たちを守るための時を越えた闘いの始まりです。
だれかのための熱い信念が心に響く
個人的には、殴る蹴るの暴力って嫌いです。
自己顕示欲のためだけに格好つけるのはダサいと思っています。
ただ、これはアニメです。フィクションです。
拳に込められた熱い友情(心理描写)が絵で、言葉で、声優さんの声で表現されます。
だれかのために拳を振るい、自分が傷ついてまで戦う。どんな強敵を前にしても矜持を曲げない。その姿勢に震えるほど感動します。
1話の後半で武道は中学時代にケンカに負けて「奴隷」の立場になります。
それに嫌気がさして中学卒業と同時にヒナタも友だちも置いて逃げ出した末路が26歳の武道です。
しかし2話ではタイムリープした武道は「奴隷」の立場を抜け出すため戦いを挑みます。
だれだって殴られるのは怖いし、痛い。
けれど、どんなに傷ついても必死に相手に食らいついていく。
恐らくそれは12年という長すぎる歳月とヒナタを失った後悔によってようやく奮い立たせた勇気でしょう。
日常生活に目を向ければ、直接的な暴力でないにせよ「逃げたく」なる場面って山のようにありますよね。
立ち向かったところで「正解」の保障はないのなら、尻尾を撒いて逃げてしまう方が楽です。
だって傷つきたくないから。
「東京リベンジャーズ」は暴力という形をとっていますが、根底にあるのは信念だと思います。
ドラケンさんは東京卍會の良心
主人公の武道もそうなのですが、この作品は自分の信念を貫くキャラが多くてつい感情移入してしまいます。
その中でも、東京卍會ナンバー2にドラケンというキャラがいるのですが、いかつい見た目に反して常識的なところがツボです。
総長であるマイキー君のサポート・フォローが多いようですが、ケンカも強いんですよね。
それなのに5話では他グループとのケンカに巻き込まれて昏睡状態にある女性の見舞いに行き、両親の前で深々と頭を下げる潔さもあります。
娘を傷つけられた父親は激怒してあらゆる言葉で罵倒するのですが、それでも頭を下げ続け、「自分たちのせいです」と謝罪します。
漢(おとこ)だ。
殴る蹴るの力業(ちからわざ)で上下関係が決まる世界において、「関係ない人間を巻き込まない」という良心的な考えが出てくると心をくすぐられます。
12年後の未来においてはドラケンは死んでいるそうですが、一体どうなるのか。
アニメの続きを楽しみにしています。
OP(オープニング)・ED(エンディング)情報
どちらも素晴らしい曲なのでアニメ本編とあわせて楽しみましょう!!
関連情報
現在22巻まで発売中の原作マンガ。
アニメ化にあたって次々と重版がかかっているそうです。私も一気読みしちゃおうかな…。
以上、おすすめのアニメ「東京リベンジャーズ」でした。
それでは。
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