猫舌との関係

つれづれ日記

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この二日間、とあるセミナーに参加してきました。上司命令にて。
本当は「行く意味あるの!?」って思ってたんだけど、案外、聞き入ってしまった。
ひたすらお話を聞くだけだったので、途中何度か睡魔と闘いましたけど。
セルフでお茶と水が用意されていて、
お昼にお茶をもらいに行ったときに、主催者のひとりとお話(雑談)をしたんですね。
「お茶冷めてるかも」と言われたので「大丈夫です、私、猫舌だから」とお答えしたら、
なんか笑って「よっぽど大事に育てられたんだね」と一言。
  ……猫舌とどういう関係が?
  裏を返せば「アンタ世間知らずの甘ちゃんでしょ」ってことですよね。
  だから、猫舌と何の関係が?
  そりゃあ、いまは実家暮らししてますけど、
  親の援助一切なしで一人暮らししてた頃だってあったし、
  保育園の頃には、保母さんにプールに突き落とされたことだってあったし(当時泳げなかったのです私)、
  受験・就職活動と、世知辛い世の中をくぐりぬけてきたのですよ。
  猫舌だっていーじゃないか、舌が火傷するんだぞ、食道がんになるかもしれんのだぞ。
などという色々な思いをごくりと飲み込んで、大人の対応しましたどね。

で、セミナー中、ずっと気になっていたある男の人がいまして。
ホストっぽいんですよ。なんか。髪は金色に近い茶髪だし、ツンツンしてるし(ゲームキャラみたいだ)。
なんでこのセミナー来てるんだろ、と不思議だった。
その後、セミナーの一環で、事業場見学があったのですが、
そこでは髪の毛を落とさないよう、白い帽子(給食当番がかぶるようなアレね)をかぶるのです。
「どうすんだろ、どうすんだろ」と、どきどきわくわくしながらその男の人に注目していた私。
彼はしばし悩んだ後、かぶったーぁ!!
私、必死に笑いをこらえました。だって、かっこわるいんだもん。
髪の毛ツンツンで格好つけている彼が、そんな帽子かぶってるんだもん。
いやー、楽しかった。目的が違うけど。

久しぶりに乗った電車でも、この寒い中、健気に生足出してる女子高生たちを見て、
この子たちはこれから先、大学受験や就職活動っていう荒波と闘っていくんだな、大変だな、頑張れよ。
と心の中でエールを送った私。
母曰く「あんた、そういうこと言う人は、もうオバチャンだから」

Posted by serizawa